2023年ゴールデンウィーク、どこに行っても混みそうなので長野の隠れ家でまったりと過ごすことにしました。が、どこにも行かないのもつまらないので、以前から気になっていた「日本で海岸線から一番遠い地点」に行ってみます。字面から想像すると、何となく北海道にあるのかと思いきや、実は長野県内にあります。
佐久穂側から県道93号を田口峠に向かって走ると、看板が唐突に現れます。事前に調べていた時には、特に目印らしい目印も見当たらず、入口が分かるだろうかと不安でしたが、杞憂でした。
片道1時間少々、行程の後半は沢登りということなので靴は履き替えて行きます。熊鈴も忘れずに。通行止めのゲートを越えて、いざ出発！
前半は何てこと無い山道ですが、後半からは道なき道（沢）を登っていきます。軍手を持ってこなかったのは失敗でした。
分かりやすい道はありませんが、要所要所に道しるべがあるので迷うことは無いでしょう。ただし携帯(DoCoMo、au)は圏外だったので、注意。人もほとんど来ないようなので、怪我して動けなくなったら詰みます。
到着！沢を登り切った少し開けた場所です。
記念撮影後、来た道を戻ります。もう少しでバイクを停めた所に着く、というところでようやく他の人に会いました。ものすごくマイナーな観光スポットのようですね。下山後、近くのコンビニで休憩中に話しかけてきた地元の方に聞いてみたのですが、この場所の存在を知らないようでした。まぁ特に景色がきれいとかそういう場所ではないので仕方ないですが。
帰りはメルヘン街道を経由して諏訪方面へ。この前日に走ったビーナスラインはそれなりに交通量あったのですが、こちらはガラガラでとても快適でした。
お腹が空いたので富士見町の「かぶと」でランチ。後、「すずの音cafe」で甘いものをいただきます。
バイクで走った距離は大したことなく、ツーリングというよりは軽登山でしたが、（人混みに揉まれない）楽しい休日を過ごすことが出来ました。
自撮り写真を佐久市観光協会にメールで送ると、後日「認定証」が送られてきます。家族に見せてみたら微妙な反応をされましたが、まぁそういうことでしょう。「確かにここに行った」という自己満足ですから。
